Look Art Me振り返り
グループ展初日、全国的にあいにくの雪。お客様の安全を第一に考え、営業時間が1時間前倒しになるというハプニングからのスタートでした。
私は早朝から家を出て大分を出発し、会場である東京の『一色商店』さんに到着したのは11時前。在廊できたのはわずか5時間ほど、翌日も雪の影響で飛行機や電車も遅延になっていて、早めに会場を出たので、2時間居れたかどうかだったと思います。
その限られた時間の中に、ぎゅっと濃い出会いが詰まっていました。
天候の影響で、予定していたすべての方にお会いできなかったのは心残りではありましたが、お客様、作家様、ギャラリーの方々とゆっくりとお話しできたのだと思います。(それでも時間が足りないくらい。)

在廊時に心強いのは17LIVEでの繋がりです。普段の配信で応援してくれているリスナーさんやライバー仲間が、この雪の中、足を運んでくださいました。
SNSの発信だけでは届かない”人の熱量”を、LIVE配信という場所を通して改めて実感、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
また、会場の『一色商店』さんは、作家を本当に大切にしてくださる場所。作家さん同士が自然に集まり、イートインスペースで、企画テーマに合わせたスイーツやドリンクをいただきながら、「あれも楽しそう!」「こんな表現はどうかな?」とアイデアが飛び交って、聞いているだけで創作意欲が湧く、和やかでクリエイティブな空気に包まれていました。

↑一色商店さんのイートインスペースの和やかでクリエイティブな空間をイラストにしました。
グループ展のメンバーともお話しさせていただきました。
私の中には馬鹿がつくほど”真面目な自分”と”子供のような遊び心”が共存しています。
作品づくりでは、つい真面目になりすぎるのを「できるだけ削ぎ落としたい」と考えていたのですが、「その真面目さもあるから今いい塩梅で素敵な作品ができてるんだと思いますよ。」と肯定していただけたことが嬉しかったのと、真面目さもいい風に出ているのか、と気づきになりました。
また、私の子供たちをモデルにした作品『それぞれ』への反響も嬉しかったです。「原画だと手が届かないので、グッズを作るといいと思う」とアドバイスをいただき、ハッとしました。
その声に背中を押され、今、大分のイベントに向けてポストカードとメッセージカードを心を込めて準備しています。

↑我が子たちをイメージして描いた作品『それぞれ』
今回尊敬する知人からいただいた「写実的で本物のようだからこそ、本物になりすぎないように気をつけて」という言葉(※実際はもっと丁寧な表現でした)は、私の胸に深く刺さりました。
私自身、ずっと「写実とイラストの中間」にある程よい抜け感を模索していたからです。
その言葉をいただいて、大分に帰ってからすぐにイラスト制作に取り掛かりました。
ブラシの滲みをあえて残し、塗り込みを少し抑えて、手描きの揺らぎを大切にする。作者の私にしかわからない微かな変化かもしれませんが、模索の先に、私の求める程よい抜け感に近づけるのではないかと思います。

↑ペンの滲みや塗り込みをいつもより抑えて描いてみた作品
主催以外は、初めましてのメンバーでグループ展に参加したのですが、皆さん自立していて思いやりのある素晴らしい作家さんたち。私が不在の時も、私のこだわりや作品の背景を代わりにお客様に伝えてくださったと聞き、感謝で胸が熱くなりました。
帰りの飛行機の便が欠航になってしまい、変更手続きの長蛇の列に並んで不安だった時も、グループチャットで皆さんが励ましてくれて、悪天候というトラブルがあったけれど、人の温かさに触れることができたことは、本当に嬉しい出来事でした。
主催さんが私に声をかけてくれたことも本当に感謝です。
さて、この熱を冷ませないまま、次は3月14日にある「大分アートプラザ・アートマーケット50th Anniversary-荷揚町商店とつながるマーケット-」に向けて動いていきます!

